“おうらいばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
往来側50.0%
往来傍50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江戸は両国広小路、そこの名物大蛇使い、組紐のお仙の名古屋下り、往来側おうらいばたの芸ではない。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
往来傍おうらいばたにはまた岸に臨んで、はてしなく組違くみちがえた材木が並べてあるが、二十三十ずつ、四ツ目なりに、井筒形いづつがたに、規律正しく、一定した距離を置いて、何処どこまでも続いて居る、四ツ目の間を、井筒の彼方かなた
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)