“おうじゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
区純50.0%
押馴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晋の区純おうじゅんは鼠が門を出かかると木偶でくが槌で打ち殺す機関からくりを作った(『類函』四三二)。北欧のトール神の槌は専らなげうって鬼を殺した。
支那の区純おうじゅんちゅう人は槌で鼠を打ったという(一八六九年板、トザーの『土耳其トルコ高地探究記』二巻三三〇頁。『政事要略』七〇。『今昔物語』二〇の七。『捜神後記』下)
当時も四、五羽相集め、暇さいあればこれを撫育ぶいくいたしおり候に、小鳥もまた押馴おうじゅんし、食物を掌上に載せ出だせば、来たりてこれをついばみ、少しも驚愕きょうがく畏懼いくの風これなし。
妖怪報告 (新字新仮名) / 井上円了(著)