“えしの”の漢字の書き方と例文
語句割合
吉野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天皇吉野(えしの)の宮にいでましし時、吉野川の邊に、童女(をとめ)あり、それ形姿美麗(かほよ)かりき。かれこの童女を召して、宮に還りましき。
と、のりたまひき。かれその御教(みさとし)のまにまに、その八咫烏の後より幸(い)でまししかば、吉野(えしの)河の河尻八に到りましき。時に筌(うへ)九をうちて魚(な)取る人あり。
後に更に吉野(えしの)にいでましし時に、その童女の遇ひし所に留まりまして、其處(そこ)に大御呉床(あぐら)を立てて、その御呉床にましまして、御琴を彈かして、その童女に儛はしめたまひき。