“えいぶん”の漢字の書き方と例文
語句割合
叡聞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衆僧これには大いに閉口し、まさかにつかみ合いをする訳にも往かぬと、互に円い頭を悩しているとのことが、白河法皇の叡聞えいぶんに達し、遂に勅裁をもって分配法を定められたということである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
侍従局から叡聞えいぶんに達したのでありましょう。
此度このたび、南北の議奏、叡聞えいぶんに達し、諸宗の依怙えこ、人心のはかりに依る。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)