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うゆう
ふりがな文庫
“うゆう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
烏有
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烏有
(逆引き)
私の十四歳の暮、すなわち慶応元年丑年の十二月十四日の夜の四ツ時(午後十時)浅草三軒町から出火して浅草一円を
烏有
(
うゆう
)
に帰してしまいました。
幕末維新懐古談:11 大火以前の雷門附近
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
秋の夜の静寂は、何やら物語を訴うるがごとくその
縷々
(
るる
)
たる
烏有
(
うゆう
)
のささやきに人はともすれば耳を奪われるのだった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
こうなって来ると思い出されるのは、それにもう一枚、駒井能登守ということでありますが、惜しい
哉
(
かな
)
、せっかくの人材も
烏有
(
うゆう
)
のうちに葬られています。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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(21作品)
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