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うめず
ふりがな文庫
“うめず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
梅酢
71.4%
梅酸
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅酢
(逆引き)
梅酢
(
うめず
)
と
唐辛子
(
とうがらし
)
とを入れて漬ける
四斗樽
(
しとだる
)
もそこへ持ち運ばれた。色も
紅
(
あか
)
く新鮮な芋殻を樽のなかに並べて塩を振る手つきなぞは、お民も慣れたものだ。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「迷子札などは何時でも拵へられるよ。
眞鍮
(
しんちゆう
)
を
梅酢
(
うめず
)
に漬けて置けば、青錆も出るよ。あの錆具合が少し念入り過ぎるのを、俺が氣が付かずに居ると思ふか」
銭形平次捕物控:175 子守唄
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うめず(梅酢)の例文をもっと
(5作品)
見る
梅酸
(逆引き)
「どうやら毒らしいね。まず、吐かせなくちゃいけないが、
梅酸
(
うめず
)
をドンブリかドビンに一パイぐらい持ってきてもらいたいね」
明治開化 安吾捕物:08 その七 石の下
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
私はその三角に包んだ筍の皮が
梅酸
(
うめず
)
の色に染まるのを樂みにして、よく吸ひました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
うめず(梅酸)の例文をもっと
(2作品)
見る
“うめず”の意味
《名詞》
梅の実を塩漬けして出た酸味の強い液体。梅漿。
(出典:Wiktionary)
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ばいさん