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うまだ
ふりがな文庫
“うまだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
馬出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬出
(逆引き)
と口々に叫びながら、出丸の
馬出
(
うまだ
)
しから細谷の浦へおり、足るほどに磯草を採ったり、磯辺に
跪
(
ひざまず
)
いてパーテル・ノステルの祈祷を唱えたりする。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
青葉若葉の木がくれに、紅白の
幟
(
のぼり
)
だの、
唐錦
(
からにしき
)
の
旛
(
ばん
)
だの、
榊葉
(
さかきば
)
をくくりつけた
馬出
(
うまだ
)
しの
竿
(
さお
)
だの、人間で埋められた入口も見えはじめた。家成の古車は、そのときもう無数の他の牛車に押しもまれていた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と絶叫し、手をつなぎながら
馬出
(
うまだ
)
しから飛びだしてくる女子供を、数も知れぬほど
榴霰弾
(
りゅうさんだん
)
の餌食にした。
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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