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うとく
ふりがな文庫
“うとく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
有徳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有徳
(逆引き)
こういう生きた道場があるのに、前人
有徳
(
うとく
)
の聖者たちが、誰ひとりあって、土と汗の中で、こういう生きた教化に従事した例があるだろうか。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仲間の重立つたものと
賭
(
か
)
けをして、江戸の第一流中の一流といふ大町人、
有徳
(
うとく
)
の有名人、お役付の武家などを百人選び
銭形平次捕物控:157 娘の役目
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
路地の最も長くまた最も錯雑して、恰も迷宮の観あるは
葭町
(
よしちやう
)
の芸者家町であらう。路地の内に
蔵造
(
くらづくり
)
の質屋もあれば
有徳
(
うとく
)
な人の
隠宅
(
いんたく
)
らしい板塀も見える。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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