“うぢびと”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ウヂビト
語句割合
氏人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、うぢ中最も正系に属する人を氏上うぢのかみと称して尊信し、他を氏人うぢびとと言つたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
おれはまだ現に、出来るなら、宮廷のお目こぼしを頂いて、石に囲はれた家の中で、家の子どもを集め、氏人うぢびとたちを召しつどへて、弓場ゆばに精励させ、矛ゆけ大刀かきを勉強させようと空想して居る。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)