“うたあわせ”の漢字の書き方と例文
語句割合
歌合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まして職人づくしの歌合うたあわせなどの絵になると、よくもこれだけ変った外形の中に、古今を一貫した考え方や物の見方を、保ちつづけたものだと感ぜずにはおられない。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
後宮のもてあそびであった歌合うたあわせが、清涼殿の催しにまで昇格し、勅撰の歌集が編まれ、ことに漢字が男子の公に仕える教養であるのに対し、和歌が女子の教養となって、『大鏡おおかがみ』にもあるように
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)