“うけおいし”の漢字の書き方と例文
語句割合
請負師100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地の請負師うけおいしだって云うのよ、頼みもしないのに無理に引かしてさ、石段の下に景ぶつを出す、射的しゃてきの店をこしらえてさ、そこに円髷まるまげが居たんですよ。
第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
考えてみると請負師うけおいしや大工に言ったくらいでねずみが防ぎきれるものならば大概の家にはねずみがいないはずである。
ねずみと猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
お父さんというのは、相当に大きな請負師うけおいしだったそうで、だから、もとは何かかたぎの商売でもやっていたんでしょうが、それがどうして芸人になったのか。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)