“いねこきき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稲扱器50.0%
稲扱機50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば木綿もめんが農村に入って、麻の衣類にかわっていった時代の様子、村に住する寡婦かふの生計が、農具の改良によって激変を受けたこと、いわゆる後家ごけ泣かせという稲扱器いねこききの普及
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
現在に至ってはこの二機ともにすたれ、改良稲扱機いねこききの能率は一日に四十ぴょう、すなわち竹のカラハシの約二十七八倍になったと言っているが、勿論もちろんその後さらに有効なるものもできているはずで
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)