“いといがわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
糸魚川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
焼山の蝙蝠こうもりは、糸魚川いといがわ方面からは、分明に見えるというし、米山に鯉があらわれると、魚がれないという諺もある、頸城くびき郡の黒姫山の寝牛、同じく白鳥山の鳥など、雪の国だけあって
雪の白峰 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
第六日、姫川を下って大野村から自動車に乗り糸魚川いといがわにいたる。後親不知おやしらずの嶮を見、市振いちふりで午後五時三十七分の汽車に乗れば、金沢へ同九時二分着、第七日、自動車を尾添川の出合で下りる。
単独行 (新字新仮名) / 加藤文太郎(著)
という情報をうけとると、万一の変を考慮して、急に、兵をかえし、越後の糸魚川いといがわ城にはいって、八千余騎を、国境の変に備え
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)