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いっころくそく
ふりがな文庫
“いっころくそく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一鼓六足
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一鼓六足
(逆引き)
長く
緩
(
ゆる
)
く、また高く低く、合図の貝が鳴りわたると、先鋒鉄砲組の大将中村孫兵次の部隊から
一鼓六足
(
いっころくそく
)
にて前進を開始していた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
橋の上には、奥州街道の
埃
(
ほこり
)
を浴びて江戸へ入って来た何藩かの軍隊が、四、五百名ほども、
一鼓六足
(
いっころくそく
)
の歩調で、東から西へと渡りかけていた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
民家は一斉に業を
休
(
や
)
めて軒ばを
浄
(
きよ
)
め、かりそめの
忌
(
い
)
み事にも気をつかってその
門出
(
かどで
)
を見送り、兵は
旗幟
(
きし
)
馬印
(
うまじるし
)
を護って陣列を作り、将は威武を飾って、
一鼓六足
(
いっころくそく
)
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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