“いちわん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一椀40.0%
一盌40.0%
一碗20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——ともあれ、北ノ庄まで落ちいて、心措こころおきなく始末、きれいに、所存しょぞんを遂げたいと思う。……この上の御造作ごぞうさじゃが、湯漬を一椀いちわん、馳走して賜わるまいか」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老人、食物の泣き言はみっともないぞ。一椀いちわんの物は、半分ずつ分けて食おう。十日の物は、十五日に食いのばして戦おう。領主、老臣ともなれば、かかる日に、あわれな無辜むこの者たちの生命を、守ってやるのが、武門の任というものではないか。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉はたくさんな客に会い、また以来不沙汰の毛利家へ、その夕、使いを出したりしていたが、煩事はんじ一掃のあと、やっと由己をあいてに一盌いちわんの茶をのみながら、
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「満足満足。ねがわくば、この上にもじゃが、茶を一盌いちわん
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その前に、一碗いちわん柚湯ゆずゆをすすめて、若い小間使が、彼のうしろへ廻った。
柳生月影抄 (新字新仮名) / 吉川英治(著)