“いちのたにふたばぐんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一谷嫩軍記66.7%
一谷双軍記33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旧来の一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんきでは満足ができないから、直実に新解釈を下したものを書こうとして、わざわざここまで調べに来たものらしいのです。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「諸君、一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんき熊谷陣屋くまがいじんやの段を語る」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
これには道庵も張合いがなく、さっさと歩き出して、テレ隠しに、一谷嫩軍記いちのたにふたばぐんき浄瑠璃じょうるりうなり出しました
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その後の相談で決まったのは「一谷双軍記いちのたにふたばぐんき」とそれに「本朝二十四孝」それへ「しばらく」と「関の戸」を加えすっかり通そうというのであった。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)