トップ
>
いちとんざ
ふりがな文庫
“いちとんざ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一頓挫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一頓挫
(逆引き)
そのころ、私の結婚の話も、
一頓挫
(
いちとんざ
)
のかたちであつた。私のふるさとからは、全然、助力が来ないといふことが、はつきり判つてきたので、私は困つて了つた。
富嶽百景
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
しかもこれを原因たらしめた
此方
(
こちら
)
の弱味に、栄養の欠乏と気力の減退、さらにつけ加えて希望と信仰との、目に見えぬ急激なる
一頓挫
(
いちとんざ
)
があったのではないかと悲しまれる。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
イヤ宣告に
容喙
(
ようかい
)
することは許さぬ。——とにかくマッチが日本人の手に残らなかったのは何よりである。それがもし調べられたりすると、われわれが重大使命を
果
(
はた
)
す上に
一頓挫
(
いちとんざ
)
を来たすことになる。
流線間諜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
いちとんざ(一頓挫)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
いっとんざ