“いちこくばし”の漢字の書き方と例文
語句割合
一石橋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月四日のの事であった。宵に小降りのした雨上り、月は潜んでおぼろ、と云うが、黒雲がにじんで暗い、一石橋いちこくばしの欄干際。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
町中にある七つの橋を左右に見渡すことのできる一石橋いちこくばしの上に立って見た時。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)