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いくよう
ふりがな文庫
“いくよう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幾様
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾様
(逆引き)
世人あるいはこの解釈を以て
牽強
(
けんきょう
)
に過ぎたりとし、この外に
幾様
(
いくよう
)
の解釈を為すものあるべし。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
あれらの心は
幾様
(
いくよう
)
にも働くことができるようにできている。自分に対すると同じような
媚
(
こび
)
と笑いと
情
(
なさけ
)
とをすぐ隣の室で他の男に与えているのだ。忘れても行かん。忘れても行かん。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
それに音読するのが得意であった。講談本なぞ、
幾様
(
いくよう
)
の音律を附けて、岩見重太郎の大蛇退治でも、八犬伝でも、寛永三馬術でも、近所の人達が聴きに来ると、得意になって読んだものである。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
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