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いくぶんどう
ふりがな文庫
“いくぶんどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
郁文堂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郁文堂
(逆引き)
「僕は
今朝
(
けさ
)
郁文堂
(
いくぶんどう
)
で
大井
(
おおい
)
君に
言伝
(
ことづ
)
てを頼んだら何でも買ってくれと云うので、とうとう一等の切符を四枚押つけられてしまった。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
今朝
(
けさ
)
郁文堂
(
いくぶんどう
)
で野村さんに会ったら、君に
言伝
(
ことづ
)
てを頼まれた。別に差支えがなかったら、三時までに『
鉢
(
はち
)
の
木
(
き
)
』の二階へ来てくれと云うんだが。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
俊助はその後を見送りながら、思わず
苦笑
(
くしょう
)
を
洩
(
もら
)
したが、この上追っかけて行ってまでも、泥を吐かせようと云う興味もないので、正門を出るとまっすぐに電車通りを隔てている
郁文堂
(
いくぶんどう
)
の店へ行った。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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