“いいきか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
教誨50.0%
言聴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お勢のあくたれた時、お政は娘の部屋で、およそ二時間ばかりも、何か諄々くどくど教誨いいきかせていたが、爾後それからは、どうしたものか、急に母子おやこの折合がよくなッて来た。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
老人は、何をおいてもまず、慾を知らなければ一生の損だということをお島にくどくど言聴いいきかした。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)