“あじゃり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
阿闍梨93.5%
阿闍利3.2%
阿闍黎3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうとも、おのおのは、宿房に帰って、院主や阿闍梨あじゃりたちにも、このことを告げて、一山をうごかせ!」と、さけんで、別れた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
峯の阿闍利あじゃりさまはそのたびにわたくし一家のために護摩壇ごまだんに坐りながら、一年の災厄を除いてくださるのでございます。
あじゃり (新字新仮名) / 室生犀星(著)
然し歌は顕昭阿闍黎あじゃりの論じた如く、詩は祇園南海の説いた如く、其裏に汲めば汲むべき意の自然に存して居るものである。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)