“あさびえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
朝冷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貫一も遂に短き夢を結びて、常よりははやかりけれど、目覚めしままに起出おきいでし朝冷あさびえを、走り行きて推啓おしあけつる湯殿の内に、人は在らじと想ひしまなこおどろかして、かの男女なんによゆあみしゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)