“あおてんじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
青天井100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かごにのって青天井あおてんじょうのすすはきしにお月さまより高くのぼるおばあさん、おくつの中に子供をどっさりいれてしまつにこまるおばあさん、挽割麦ひきわりむぎ三斤さんぎんぬすんでお菓子をこさえる王さまや
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
わたしたちはどうせ、どこかただでとまる青天井あおてんじょうの下を見つけさえすればいいのだから、なにより、あしたの食べ物を買うぜにをいくらかでももうけることが、さし当たっての問題であった。
時候じこうはよし、あたたかい、いい天気であった。だから青天井あおてんじょうの下にねむることはさしてむずかしいことではなかった。ただこのへんに悪いおおかみでもいるようなら、それをさけるようにすればよかった。