“あおずり”の漢字の書き方と例文
語句割合
青摺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、薄紅梅うすこうばいに、青摺あおずり打衣うちぎぬを襲ねたもすそからこぼれた得ならぬ薫りが、いつまでも、自分のあとを追ってくるような気もちにとらわれた。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また或る時、天皇が葛城山に登つておいでになる時に、百官の人々は悉く紅い紐をつけた青摺あおずりの衣を給わつて著ておりました。その時に向うの山の尾根づたいに登る人があります。