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『お茶好き小話』
ふりがな文庫
『
お茶好き小話
(
おちゃずきこばなし
)
』
わたしのお茶好きは祖母の影響だ。八つの年、父母の許をはなれて、祖父母のゐる町で小学校へあがり、そこに六年間暮らしたが、祖母は溜塗りの炉べりのついた囲炉裏に座り、南部の鉄瓶に湯をたぎらせてお茶ばかりのんでゐた。少年のわたしも朝茶をのみならひ、 …
著者
吉野秀雄
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
しも
)
日向
(
ひうが
)
上
(
かみ
)
中
(
なか
)
千頭
(
せんづ
)
朝
(
あした
)
今日
(
こんにち
)
崎平
(
さきだひら
)
映
(
うつ
)
球磨
(
くま
)
用宗
(
もちむね
)
軽紗
(
うすもの
)