トップ
>
『巷の子』
ふりがな文庫
『
巷の子
(
ちまたのこ
)
』
西洋封筒の手紙が一通他の郵便物に混じりこんでゐて、開いて見ると、わたくしはあなたのお作品が好きで大概の物は逃がさずに讀んでゐるが、好きといふことは作者の文章のくせのやうなものに、親身な知己を感じてゐるものらしく、そのくせのやうな所に讀んでま …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」新潮社、1960(昭和35)年7月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
じやう
)
清爽
(
すがすが
)
甚
(
ひど
)
何
(
なん
)
殺
(
や
)
混
(
ま
)
火燒
(
やけど
)
破壞
(
こは
)
扉
(
ドア
)
故意
(
わざ
)
腓脛
(
ふくらはぎ
)