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『頌歌』
ふりがな文庫
『
頌歌
(
しょうか
)
』
鋼の波に アベラール沈み 鉛の艫に エロイーズ浮む 骸炭は澪に乗り 直立する彼岸花を捧げて走り 『死』は半ば脣を開いて水を恋ひ また燠を霊床とする すべては緑礬のみづ底に息をつく 象牙球の腹部の内側に …
著者
富永太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「山繭 第四号」1925(大正14)年3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
内
(
うちら
)
澪
(
みを
)
球
(
だま
)
脣
(
くち
)
燠
(
おき
)
艫
(
とも
)
鋼
(
はがね
)
霊床
(
たまどこ
)
題名が同じ作品
頌歌
(旧字旧仮名)
/
ポール・クローデル
(著)