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『愛に就ての問題』
ふりがな文庫
『
愛に就ての問題
(
あいについてのもんだい
)
』
私は母の愛というものに就いて考える。カーライルの、母の愛ほど尊いものはないと云っているが、私も母の愛ほど尊いものはないと思う。子供の為めには自分の凡てを犠牲にして尽すという愛の一面に、自分の子供を真直に、正直に、善良に育てゝ行くという厳しい …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
可
(
よ
)
如
(
し
)
可怪
(
おか
)
所謂
(
いわゆる
)
有
(
も
)
独逸
(
ドイツ
)
茲
(
ここ
)
軈
(
やが
)
齎
(
もたら
)