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『父の怪談』
ふりがな文庫
『
父の怪談
(
ちちのかいだん
)
』
今度はわたしの番になった。席順であるから致し方がない。しかし私には適当な材料の持ち合わせがないので、かつて父から聴かされた二、三種の怪談めいた小話をぽつぽつと弁じて、わずかに当夜の責任を逃がれることとした。 父は天保五年の生まれで、その二十 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1924(大正13)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
かみ
)
何人
(
なんぴと
)
僻眼
(
ひがめ
)
富津
(
ふっつ
)
忌々
(
いまいま
)
暖簾
(
のれん
)
気勢
(
けはい
)
生血
(
なまち
)
跋扈
(
ばっこ
)
鼬
(
いたち
)