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『岡ふぐ談』
ふりがな文庫
『
岡ふぐ談
(
おかふぐだん
)
』
今年は、五十年来の不作で、我々善良なる国民は来年の三月頃から七月頃にかけ、餓死するであろうという政府の役人の仰せである。そんなことなら爆弾を浴びて死んだ方がよかったというかも知れないが、運悪く生き残ってしまったのであるから、なんとしても致し …
著者
佐藤垢石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
沸
(
たぎ
)
手蔓
(
てづる
)
橇
(
そり
)
濃膩
(
のうじ
)
甘膩
(
かんじ
)
目笊
(
めざる
)
虞
(
おそ
)
蝗
(
いなご
)
鰒
(
ふぐ
)
鼬
(
いたち
)