トップ
>
『章魚の足』
ふりがな文庫
『
章魚の足
(
たこのあし
)
』
凧屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。 「ヤイ達磨の意気地なし。貴様は鬚なんぞ生やして威張っていても、手も足も出ないじゃないか。俺なんぞ見ろ。こんなに沢山イボイボの付いた手を八つも持っているんだぞ」 「そん …
著者
海若藍平
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「九州日報」1922(大正11)年11月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
堪
(
こら
)
態
(
ざま
)
奴
(
め
)
乃公
(
おれ
)
凧
(
たこ
)
欅
(
けやき
)
章魚
(
たこ
)
達磨
(
だるま
)