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『炭取り』
ふりがな文庫
『
炭取り
(
すみとり
)
』
母親を無くした小供が、ある夜、ふと眼を覚ました。その室は二階で、傍には親父をはじめ二三人のものが寝ていた。 と、梯子段をみしみしと云わして、あがって来る者があったが、やがてそれが障子をすうと開けて入って来た。それは死んだ母親であった。小供は …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夜
(
よ
)
室
(
へや
)
枕頭
(
まくらもと
)
火鉢
(
ひばち
)
炭取
(
すみとり
)
衣服
(
きもの
)
裾
(
すそ
)
親父
(
おやじ
)
障子
(
しょうじ
)