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『黄昏の堤』
ふりがな文庫
『
黄昏の堤
(
たそがれのつつみ
)
』
小樽は、読みかけてゐるギリシヤ悲劇の中途で幾つかの語学に就いての知識を借りなければならないことになつて、急に支度を整へて出かけた。停車場の辺まで来ると時間で出るバスが恰度出発したばかりのところで、走つて行くのが行手に見えた位だつたので、一層 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草 第五巻第十号」宝文館、1929(昭和4)年10月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
化
(
ばか
)
酒神
(
バツカス
)
徒
(
いたづ
)
怕
(
こは
)
杜絶
(
とぎ
)
喫驚
(
びつくり
)
径道
(
ほそみち
)
従兄
(
にい
)
点頭
(
うなづ
)
何
(
ど
)
土堤
(
どて
)
関
(
かま
)
露
(
あら
)