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『風邪をひいたお猫さん』
ふりがな文庫
『
風邪をひいたお猫さん
(
かぜをひいたおねこさん
)
』
あるところにお猫さんとそのおかみさんがありました。それはそれは立派なおヒゲをもつてゐたので、二人は自慢でしやうがありません。毎朝、起ると、すぐに鏡の前へ行つて、そのヒゲに油をつけて、それを毛織の切れでよくみがきました。まるで、そのヒゲはナイ …
著者
村山籌子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「子供之友」婦人之友社、1933(昭和8)年2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
誰
(
だれ
)
何故
(
なぜ
)
僕
(
ぼく
)
口惜
(
くや
)
家
(
うち
)
此頃
(
このごろ
)
猫
(
ねこ
)
身体
(
からだ
)
馬鹿
(
ばか
)