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『かの日の歌【二】』
ふりがな文庫
『
かの日の歌【二】
(
かのひのうた【二】
)
』
◉ 音なき秋の空をながめて、 木の葉は淡き吐息をもらし、 色みな、悲しきメロディなり。 時のまに/\泣きすぐる風に、 調べはいたく、狂ひわなゝき、 自然の胸の痛みは、更に深し。 黄ばめる木の葉は、翼をふるひ、 暗をもりたる、谷をみおろし、 …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「琉球新報」1911(明治44)年11月3日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
息
(
いこ
)
収穫
(
とりいれ
)
吐息
(
といき
)
小夜
(
さよ
)
浮刻
(
うきぼり
)
珠
(
たま
)
生活
(
くらし
)
穂束
(
ほづか
)
薔薇
(
ばら
)
黄昏
(
たそがれ
)