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吉岡書籍店
二十二年の十月発行の
廿七号を
終刊として、
一方には
都の
花が有り、
一方には
大和錦が有つて、いづれも
頗る
強敵、
吾が
版元も
苦戦の
後に
斃れたのです、
然し、十一月に
又吉岡書籍店の
催で
それから
一時中絶した
我楽多文庫です、
吉岡書籍店が
引受けて見たいと
云ふので、
直に
再興させて、
文庫と
改題して、
形を
菊版に
直しました、
是は
新著百種の
壱号が出ると
間も無く
発行したので