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遠吠
ふりがな文庫
“遠吠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とおぼえ
55.6%
とおぼ
33.3%
とほぼえ
5.6%
とほゞえ
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とおぼえ
(逆引き)
時計を出して見ると十一時に近い。これは大変。うちではさぞ婆さんが犬の
遠吠
(
とおぼえ
)
を苦にしているだろうと思うと、一刻も早く帰りたくなる。
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遠吠(とおぼえ)の例文をもっと
(10作品)
見る
とおぼ
(逆引き)
ふたりの
子
(
こ
)
どもは、
道
(
みち
)
の
上
(
うえ
)
でであった、おばあさんに
向
(
む
)
かって、ちょうど、
臆病犬
(
おくびょういぬ
)
が、
遠吠
(
とおぼ
)
えをするときのように、ののしっているのでした。
戦争はぼくをおとなにした
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
遠吠(とおぼ)の例文をもっと
(6作品)
見る
とほぼえ
(逆引き)
これも狼連の
遠吠
(
とほぼえ
)
や
惡戯
(
わるさ
)
に脅えて、尻をモヂモヂさして居るから、何時飛出すかわからない、お願ひだから來て泊つてくれ、決して親分を困らせるやうなことはしないからと——
銭形平次捕物控:281 用心棒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
遠吠(とほぼえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とほゞえ
(逆引き)
愛
(
あい
)
ちやんは
今
(
いま
)
こそ
逃
(
に
)
げるに
好
(
い
)
い
時
(
とき
)
だと
思
(
おも
)
つて
遽
(
には
)
かに
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
し、
終
(
つひ
)
には
疲
(
つか
)
れて
息
(
いき
)
も
絶
(
き
)
れ、
犬
(
いぬ
)
ころの
遠吠
(
とほゞえ
)
が
全
(
まつた
)
く
聞
(
きこ
)
えなくなるまで
走
(
はし
)
り
續
(
つゞ
)
けました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
遠吠(とほゞえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
吠
漢検準1級
部首:⼝
7画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠吠”のふりがなが多い著者
島木健作
新渡戸稲造
内田魯庵
林不忘
有島武郎
夏目漱石
横光利一
江戸川乱歩
永井荷風
田山花袋