“胃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
62.5%
33.3%
コキエ4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうだ。わたしたちはこの小屋に逗留とうりゅうするほかはない。ぶくろのひもをかたくしめておく、それだけのことだ。
「肉は決しての要求ばかりじやない。」周三は不圖ふと此様なことを考へた。其をきツかけに、彼はまた何時もの思索家しさくかとなつた。頭は直に曇つて来る。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
また、りょうちゃんのおとうさんの、病気びょうきによくきくというくさけてくれました。
春風の吹く町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
この乞食こじきが三日もめしを食わぬときにいちばんに痛切に感ずるものはである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
飯を食っていても、生活難が飯といっしょにまで押し寄せて来そうでならない。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれわづかあつ雜炊ざふすゐ食道しよくだう通過つうくわしてちつくときほかりとかんじた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
消化こなれないかた團子だんごとゞこうつてゐるやう不安ふあんむねいだいて、わがへやかへつてた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ロミオ (廟の前に進みて)おのれ母胎ぼたいめ、またとない珍羞ちんしゅうむさぼひをったにッく
まだ御馳走ごちそうもないまへに、あへ消化せうくわたすけるためではない。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
併しおかづは手輕てがるだ、葡萄豆ぶだうまめ紫蘇卷しそまき燒海苔やきのり鹿菜ひじき蜊貝あさりのおつゆ………品は多いが、一ツとしてたすにりるやうな物はない。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
ほんとうに今夜は霜が降るぞ、お月さまの近くでコキエもあんなに青くふるえているし第一お月さまのいろだってまるで氷のようだ、小十郎がひとりで思った。
なめとこ山の熊 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)