“粒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つぶ83.8%
りゅう10.3%
りふ4.4%
ツブ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樵夫(きこり)はこれをしらず、今日の生業(かせぎ)はこれにてたれり、いざや焼飯(やきめし)にせんとて打より見れば一粒(つぶ)ものこさず、烏(からす)どもは樹上(きのうへ)にありて啼(なく)。
これ蓋(けだ)し、すでに腹の畑は肥(こや)しができ、掘り起こされて土壤(どじょう)が柔かになり、下種(かしゅ)の時晩(おそ)しと待っているところに、空飛ぶ鳥が偶然(ぐうぜん)一粒(りゅう)墜(おと)したり
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
一秒(べう)に砂(すな)一粒(りふ)、幾億萬年(いくおくまんねん)の後(のち)には、此(こ)の大陸(たいりく)を浸(ひた)し盡(つく)さうとする處(ところ)の水(みづ)で、いまも、瞬間(しゆんかん)の後(のち)も、咄嗟(とつさ)のさきも、正(まさ)に然(しか)なすべく働(はたら)いて居(ゐ)るのであるが
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
雌花に結ぶ小さい核果(Drupe)には各一つの堅い粒(ツブ)があるが、それはクワの実にあると同じようないわゆる核であって種子ではなく、種子にはいっこうに胚が育っていない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)