“ツブ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:つぶ
語句割合
42.9%
28.6%
14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
闇の中にばかりツブつて居たおれの目よ。も一度くわつとミヒラいて、現し世のありのまゝをうつしてくれ、……土龍の目なと、おれに貸しをれ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
機に上つて日ねもす、時には終夜ヨモスガラ織つて見るけれど、蓮の絲は、すぐにツブになつたり、れたりした。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
機に上つて日ねもす、時には終夜ヨモスガラ織つて見るけれど、蓮の糸は、すぐにツブになつたり、れたりした。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
雌花に結ぶ小さい核果(Drupe)には各一つの堅いツブがあるが、それはクワの実にあると同じようないわゆる核であって種子ではなく、種子にはいっこうに胚が育っていない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)