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符合
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ふがふ
ふりがな文庫
“
符合
(
ふがふ
)” の例文
その上吉五郎の言葉に少しの誇張もないことは、此處へ來る迄に調べ上げた、平次の準備知識とピタリと
符合
(
ふがふ
)
するのでした。
銭形平次捕物控:056 地獄から来た男
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
述
(
のべ
)
たる上に又言やう依て主人は大きに驚き其後の
始末
(
しまつ
)
は
云々
(
しか/″\
)
なりと申上れば
忠相
(
たゞすけ
)
ぬし然もあらん然もある可しお光が訴へも夫に
符合
(
ふがふ
)
し
無
(
な
)
き名を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
無論
(
むろん
)
偶然
(
ぐうぜん
)
の
符合
(
ふがふ
)
ではありますまい。』と
私
(
わたくし
)
は
感嘆
(
かんたん
)
の
叫
(
さけび
)
を
禁
(
きん
)
じ
得
(
え
)
なかつた。
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
前額
(
ぜんがく
)
を
撫
(
な
)
でゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
捕へん
爲
(
ため
)
追行
(
おひゆく
)
と云給へど千住にて今朝より
暮方迄
(
くれがたまで
)
女を相手に
快樂
(
たのしみ
)
日の暮てより夜道をさるゝ事今の話に
符合
(
ふがふ
)
せず
誠
(
まこと
)
の事を云ひ給へと
詰
(
なじ
)
るに左仲は
御邊
(
ごへん
)
は何人なれば先程より
我等
(
われら
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けれど
私
(
わたくし
)
は、
此
(
この
)
名
(
な
)
と
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
名
(
な
)
との
符合
(
ふがふ
)
をば、
决
(
けつ
)
して
偶然
(
ぐうぜん
)
の
事
(
こと
)
とは
思
(
おも
)
ひません。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
また
實際
(
じつさい
)
無※
(
ばか
)
な
事
(
こと
)
には
相違
(
さうゐ
)
ないのだが、それが
偶然
(
ぐうぜん
)
にも
符合
(
ふがふ
)
して、
今
(
いま
)
になつて
考
(
かんが
)
へると、
恰
(
あだか
)
も
※去
(
くわこ
)
の
樣々
(
さま/″\
)
なる
厄難
(
やくなん
)
の
前兆
(
ぜんてう
)
であつたかの
如
(
ごと
)
く、
甞
(
かつ
)
て
朝日島
(
あさひじま
)
の
生活中
(
せいくわつちう
)
、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
に
此事
(
このこと
)
を
語
(
かた
)
つた
時
(
とき
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
道十郎に
負
(
おは
)
せし事は
既
(
すで
)
に忠兵衞と
言
(
いふ
)
證人あり又千太郎を
欺
(
あざむ
)
きて五十兩の金子を
騙
(
かた
)
り取其上千太郎を罵り
打擲
(
ちやうちやく
)
に及びし事は久八並びに其方
姪
(
めひ
)
小夜衣が申立と
符合
(
ふがふ
)
して
明
(
あきら
)
かなり又弟十兵衞の女房
安
(
やす
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“符合”の意味
《名詞》
符 合(ふごう)
割符がぴったり合うこと。
複数の事柄がぴったり合うこと。
(出典:Wiktionary)
符
常用漢字
中学
部首:⽵
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“符”で始まる語句
符牒
符
符号
符節
符徴
符籙
符水
符號
符丁
符堅