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空
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がら
ふりがな文庫
“
空
(
がら
)” の例文
その
空
(
がら
)
んとした図書室を横切って、突当りの明りが差している扉を開くと、そこは、
好事家
(
こうずか
)
に
垂涎
(
すいぜん
)
の思いをさせている、降矢木の書庫になっていた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それとも自分がいなくなってから
後
(
のち
)
は、机を
据
(
す
)
えたまんま、
空
(
がら
)
ん
胴
(
どう
)
にしてあるかしらん。そうすると、あの布団も掻捲も、畳んだなり戸棚にしまってあるに違ない。もったいないもんだ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
またその一つのみが素晴らしく大きなもので、ほとんど三メートルを越すかと思われるほどの高さだった。そこから、向う側の壁までの間は、
空
(
がら
)
んとした
側柏
(
てがしわ
)
の板張りだった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“空”の解説
空(そら、霄、en: sky)とは、地上から見上げたときに頭上にひろがる空間のこと。天。
(出典:Wikipedia)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
“空”を含む語句
空腹
空洞
空虚
空想
空手
虚空
空間
蒼空
空嘯
空々
青空
空中
碧空
大空
空地
中空
空気
空車
空隙
空室
...