“空外”の読み方と例文
読み方割合
からはづ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其故それゆゑ地震ぢしん豫知問題よちもんだい研究けんきゆうおいみぎのような副原因ふくげんいん研究けんきゆうすることも大切たいせつであるが、しかしながら事實上じじつじよう問題もんだいとして引金ひきがね空外からはづしともいふべき場合ばあひすこぶおほいことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
つまり百千ひやくせん空外からはづしにたいしてわづか一回いつかい實彈じつだんすくらゐのことであるから、かような副原因ふくげんいんだけを研究けんきゆうしてゐては、豫知問題よちもんだいほう一歩いつぽ進出しんしゆつすることが出來できないような關係かんけいになるのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)