“空家”の読み方と例文
読み方割合
あきや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其間(そのあいだ)に村人の話を聞くと、大紙房と小紙房との村境(むらざかい)に一間の空家(あきや)があつて十数年来誰(たれ)も住まぬ。それは『鬼(き)』が祟(たたり)を作(な)す為だと云ふ。
雨夜の怪談 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
空家(あきや)へ残して来た、黒と灰色との斑(まだら)の毛並が、老人(としより)のゴマシオ頭のように小汚(こぎた)ならしくなってしまっていた、老猫(おいねこ)のことがうかんだ。
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
おもての雨戸はすっかり破られて、家内(なか)も、空家(あきや)のようになっていた。ところどころ壁まで落ちて、まるで半倒壊のありさまだった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)