“副原因”の読み方と例文
読み方割合
ふくげんいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば鐵砲てつぽう彈丸たま遠方えんぽうばす原因げんいん火藥かやく爆發力ばくはつりよくであるが、これを實現じつげんせしめる副原因ふくげんいん引金ひきがねはづ作用さようである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
其故それゆゑ地震ぢしん豫知問題よちもんだい研究けんきゆうおいみぎのような副原因ふくげんいん研究けんきゆうすることも大切たいせつであるが、しかしながら事實上じじつじよう問題もんだいとして引金ひきがね空外からはづしともいふべき場合ばあひすこぶおほいことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このさい一言いちげんして必要ひつようのあることは地震ぢしん副原因ふくげんいんといふことである。すなは地震ぢしんおこるだけの準備じゆんび出來できてゐるとき、それを活動かつどうてんぜしめる機會きかいあたへるところの誘因ゆういんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)