“誘因”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆういん66.7%
アトラクション33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農家の冬は大きないのちである。農家の屋内生活に属する一切の趣味は炉辺に群がると云っても好い。炉の焚火たきび自在じざいの鍋は、彼が田園生活のおもなる誘因ゆういんであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
このさい一言いちげんして必要ひつようのあることは地震ぢしん副原因ふくげんいんといふことである。すなは地震ぢしんおこるだけの準備じゆんび出來できてゐるとき、それを活動かつどうてんぜしめる機會きかいあたへるところの誘因ゆういんである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
このほかそこには、モンテ・カアロの誘因アトラクションの一の鳩射撃ピジョン・シウテングの世紀的大家、歯と襯衣しゃつの白い小亜細亜アジア生れのヴィクトル・アリ氏があった。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)