“王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おう45.3%
わう14.0%
キング8.1%
きみ7.0%
みこ4.7%
ワン3.5%
オホキミ3.5%
おおきみ2.3%
おほきみ2.3%
ミコ2.3%
おほぎみ1.2%
はしら1.2%
キミ1.2%
コキシ1.2%
コング1.2%
シャー1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、つぎの妹(いもうと)が花(はな)になり、弟(おとうと)が小鳥(ことり)になったことを王(おう)さまに知(し)らせますと、それをも魔法使(まほうつか)いを通(とお)して、聞(き)きたいと思(おも)われました。
王さまの感心された話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
此方(こち)の昔馴染(むかしなじみ)のヸーナス殿(どの)を美(ほ)めさっしゃい、乃至(ないし)は盲目(めんない)の息子殿(むすこどの)、例(れい)のコーフェーチュアの王(わう)さんが乞食娘(こじきむすめ)に惚(ほ)れた時分(じぶん)に
「黙つてゐては分らない。何とか返事をなさい!」日本の大正の王(キング)リアは、かう云つて石のやうに黙つてゐる子に挑んだ。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
ガリレヤに、弟ピリポ、イツリヤとトラコニチスとに、リサニヤスはアビレナに分封(わけもち)の王(きみ)たりし世、荒野(あれの)のヨハネに御言葉(みことば)の降(くだ)りし時の如し。
頌歌 (旧字旧仮名) / ポール・クローデル(著)
それで王(みこ)はその女鳥王(めとりのみこ)をお嫁になさいました。そして天皇に対しては、いつまでもご返事を申しあげないままでいらっしゃいました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
ナニ、皆呉(く)れるから生命(いのち)だけは助けてくれか。ハハハハ……それは時と場合に依っては助けてやらない事もないが、それじゃ王(ワン)君に済まない事になるんだ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
古記に云はく、遊部は、大倭ノ国高市ノ郡に在り。生目天皇の苗裔なり。遊部と負ふ所以は、生目(イクメ)天皇の孽円目(ツブラメ)ノ王(オホキミ)、伊賀比自支和気(イガノヒジキワケ)の女と娶(ア)ひて、妻と為す。
ほかならぬあの大友ノ王(おおきみ)の妃に迎へられて、ことし二十(はたち)になるこの同いどしの若夫婦のあひだには、すでに七つになる葛野(かどの)ノ王も儲けられてゐるといつた風の
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
麻続王(おみのおおきみ)が伊勢の伊良虞(いらご)に流された時、時の人が、「うちそを麻続(をみ)の王(おほきみ)海人(あま)なれや伊良虞が島の玉藻(たまも)刈ります」(巻一・二三)といって悲しんだ。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あけたつの王(ミコ)の場合にも、うけひまをして鷺をうけひ落しうけひ活し、木の葉をうけひ枯しうけひ生かしたとある。神の「承(ウケ)ふ」象(ホ)を請ふ事になる。
高光る 日嗣(ひつぎ)の皇子(みこ) 厩戸(うまやど)の 聖(ひじり)の王(おほぎみ) 険(けは)し世に 生(あ)れましまして はらからと 憑(たの)む臣(おみ)らが 由々しくも 惑へるなかに いかさまに 嘆きませるか 畏(かしこ)くも 斑鳩の里 うち日さす 宮居(みやい)さだめて 飛ぶ鳥の 明日香(あすか)のみ代ゆ あかつきの 道うちひらくと 夢殿に ひとりこもらせ 夕されば 法(のり)のきはみを
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
およそこの大帶日子(おほたらしひこ)の天皇の御子たち、録(しる)せるは廿一王(はたちまりひとはしら)、記さざる五十九王(いそぢまりここのはしら)、并はせて八十王(はしら)います中に、若帶日子の命と倭建(やまとたける)の命、また五百木(いほき)の入日子(いりひこ)の命と、この三王(みはしら)は太子(ひつぎのみこ)六の名を負はし
武振熊(タケフルクマ)であるが、この人物はその百何十年前の神功皇后時代にも他にただの一度だけ史上に現れて、この時は武内スクネの命令でカコサカノ王(キミ)、忍熊王(オシクマノキミ)の二兄弟を殺している。
うら淋しいクヴァスタスブルンの波止場からS・S王(コング)ホウコン号へ乗りこむ。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
北方グヂェラートの王(シャー)の提督(Melek Aias もしくは Ass. 恐らくロシア人であったろうという。ヂウ港の知事。)
鎖国:日本の悲劇 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)