“日嗣”の読み方と例文
読み方割合
ひつぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謹みて按ずるに、神州は太陽の出(い)づる所、元気の始まる所にして、天つ日嗣(ひつぎ)、世々、宸極(しんきよく)を御し、終古易(かは)らず。固(もと)よりに大地の元首にして、万国の綱紀なり。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
皇朝(くわうてう)の昔、七〇誉田(ほんだ)の天皇、兄の皇子(みこ)七一大鷦鷯(おほさざき)の王(きみ)をおきて、季(すゑ)の皇子(みこ)七二菟道(うぢ)の王(きみ)を七三日嗣(ひつぎ)の太子(みこ)となし給ふ。天皇崩御(かみがく)れ給ひては、兄弟(はらから)相譲(ゆづ)りて位に昇(のぼ)り給はず。
日本は神国であるから日嗣(ひつぎ)の御子は易(かわ)ることがない、変るべからず、というのが論の骨子だが
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)