物價ぶつか)” の例文
新字:物価
それ以外いぐわい品物しなもの爲替回復かはせくわいふく影響えいきやう直接ちよくせつにはけないのであるから、此程度このていど物價ぶつか低落ていらくもつと適當てきたうところであらうとおもはれる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
……なかがせゝつこましく、物價ぶつか騰貴とうきしたのでは、そんな馬鹿ばか眞似まねはしてられない。しかし時節じせつのあのこゑは、わたしおもれずきである。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小六ころく一寸ちよつとした好奇心かうきしんたため、二人ふたり會話くわいわ存外ぞんぐわい素直すなほながれてつた。御米およねうら家主やぬしの十八九時代じだい物價ぶつか大變たいへんやすかつたはなしを、此間このあひだ宗助そうすけからいたとほかへした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
しからば金解禁きんかいきん決行けつかうせられた一ぐわつ十一にち以後いご經濟界けいざいかいはどうなるであらうか。爲替相場かはせさうば動搖どうえうため物價ぶつか動搖どうえうすることは、商賣社會しやうばいしやくわいもつとこのまざることである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
なりおほきな物價ぶつか變動へんどうであつて、此間このあひだすくなからざる商賣しやうばい不圓滑ふゑんこつきたしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)